今辛い、お母さんとお父さんの為に・・娘は大学生になりました

多くの教師は不登校を理解していない(不登校生徒への対応)

不登校
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まみっちです。子供が不登校になると学校の対応も悩ましい問題の1つです。

学校に行かないときも、学校に再登校するときも親は必ず、学校に連絡を取ったり支援をお願いしなければなりません。

以前、ブログにも書きましたが学校に復帰する際は、本人の希望と努力+3方向(学校、クラスメート、親)からの支援が必要不可欠で、どれ1つ欠けても再登校~卒業までは成し得なかったと実感しています。

ブログにも「最初からスムーズだった訳ではなかった・・」と書きましたが、実際 学校に行かない子供に毎日接している親と、不登校未経験の先生とでは『不登校』の見解は全く違いました。スムーズに行かないどころか、最初は 担任に嫌われていると感じていました。

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高校進学時、入学式(もちろん参加出来なかった)後に、私から申し込んだ面談の時、担任の先生は口にこそ出しませんが、言葉の節々に「怠けているだけでしょ」「親が甘やかすから・・」「縄でも付けて引っ張ってくれば、一発で治るのに」と言わんばかりで、「『面倒くさい。不登校の生徒がいるクラスをあてがわれハズレクジを引いた』と思ってるよね?」と感じてしまいました。それでも、「何かあったら いつでもご連絡下さい」っと言って頂いたので、知りたい事があれば連絡していましたが、だんだん折り返しの電話が遅くなり、やはり鬱陶しく思われているのだなと確信しました。

5月に入り、現在の様子を聞くということと、今後のこと(このまま登校出来ないと、どうなるのか)でお話がしたいと、呼び出されました。一通りの話のあとに留年になったら、通信制高校に転校する可能性もあるという風に話したら、「もう(留年まで待たずに)手続きしましょうか?」と言われ、堪えきれずに泣いてしまいました。

話をしながら先生が、だんだんイライラしていることに気付いていました。実はこのあとに、会議の予定があり早く切り上げたかったらしいのですが、そんなこと知る由もなく、あまりの言われ様に、「どうしてそういうことを言うんですか?私何かしましたか?」と言ってしまいました。保護者を泣かしてしまったことにバツが悪そうにしていましたが、日頃から面倒だと思っていたから出た発言だと思いました。(先生はオロオロしていましたが、私は「手続きしません。」と言って帰りました)

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私だけで学校のカウンセリングに月2回通っていたので、カウンセラーさんに上記を話してみました。カウンセラーさんは驚いた様子で「そんな事があったんですね。○○先生はベテランの先生で学校では人望のある方なんですけどね・・」と、肯定も否定もしません。まるで信じられないといった様子でした。

その後、担任の先生から謝罪がありました。自分の態度が良くなかったこと。私がそこまで追い詰められていることに気付いていなかったこと。実はあの頃 父親の病状が良くなく(まもなくお亡くなりになったそう)、自分の体調も悪く学校を休みがちであったことを伝えられました。(折り返しが遅かったのは、そのせいだった)○○さんの娘さんもクラスの大事な一人だと思っています。安心して学校に来られるよう努めさせて頂きますと言って頂きました。

カウンセラーさんが、どこまで話を大きくしてくれたのかは分かりませんが『不登校の気持ち、親の気持ち』について話してくれたのは間違いなさそうでした。(自分の問題で私に当ったことは納得いきません)不登校の子供を持つ親の気持ちを理解してくれた様です。

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そこからの先生は、まるで人が変わったように協力的でメールでの連絡もOKにしてもらえ、「密に連絡を取り合いましょう」とも言って頂きました。私が送ったメールを各教科の先生と共有して下さったり、子供が登校しやすくなるように配慮して下さいました。

不覚にも私が泣いてしまったことで、先生が不登校を理解することとなり、良かったのか悪かったのか・・学校の先生といえば、『何でも親よりは詳しいはず、頼りにしてよい存在』という思い込みがありましたが、不登校に関しては違うようです。

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