今辛い、お母さんとお父さんの為に・・娘は大学生になりました

不登校 揺れる気持ち(親の心の保ち方)

不登校
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まみっちです。

子供が学校に行けなくなると親は心配しますよね。

寝ても覚めても 考えるのは子供のことばかり・・

自分のことは さておき子供のことで頭がいっぱいになります。

まさに天地がひっくり返るくらいの出来事でした。

特に急性期の頃は わけが分からず、このまま休みが続くと学校に行きずらくなるので、なんとか学校に行かせようとしました。

朝 時間になっても起きてこない娘を無理矢理起こしベッドから引きずりだし、泣いてわめいて抵抗され学校には行けないという日々を繰り返しました。

毎朝、地獄でした。

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そのうち無気力、無感情、食欲もなくただ横になり「死にたい、消えてなくなりたい」という娘に、これはもう学校に行く行かないの問題ではなく、生きるか死ぬかの問題なんだと気付き登校を促すことを止めました。

もう、このまま学校には行けないかもしれない・・子供の将来はどうなってしまうんだろうと悲観しました。

安定期に入り、リビングで過ごすようになると、遅れを取り戻すために少しは勉強した方が良いのではと勧めても拒絶されました。

携帯やゲームは出来るのに勉強しないのは怠けだ。家の手伝いも何もしない娘を憎く思ったりもしました。

こちらは早朝に起き、仕事に行き帰宅後は家事に夕食の準備にと休む暇なくやることに追われているのに、かたや娘は 好きな時に寝て好きな時に起きて、学校も行かず勉強もせず1日中楽しい事だけやっている。

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義務も果たしていないのに、要求だけ押し付けてくる娘を許せないと思う事もありました。

『子供が学校に行かない』という事実は変わらないのに、親の気持ちは毎日ジェットコースターのようです。

心配や不安という気持ちをベースに、悲観したり、期待したり、怒ったり、憎らしく思ったり・・

自分の感情をコントロール出来ずに苦しみました。

自分の中にある『こうあるべき』という思考を手放せないのです。

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しかし、どんなに悲しんでも願っても、子供のことを親が代わりに解決することは出来ません。

出来ることは、『自分をどうやったら楽にしてあげられるか』を考えることでした。

子供の問題に囚われ過ぎると、親の心がもちません。

カウンセラーさんは「親は好きなことをして楽しめば良いんですよ」なんて言いますが、子供が不登校になった瞬間から、私が何が好きだったかなんてどうでもいいんです。

しかも「楽しむ」だなんて、何をしても楽しくありません。

『好きなこと』を『楽しむ』なんて、そんな今の心境と真逆なワードを簡単に出してくるカウンセラーさんに反感を持ちました。

私の場合、『何かを楽しむ』余裕は無かったので、子供のことを思い出さないくらい没頭出来る何かで、現実逃避するしかなかったです。

まみっちの 現実逃避ベスト3

仕事に没頭する

仕事を辞めなくて良かったです。出勤中には、娘と同じ年位の子達が登校する姿を見て涙することもありましたが、職場に行くとやることが山の様にありました。追われるように仕事をしていると余計なことは考えずにすみました。色んな人とのやり取りもありますから、職場にいる間は忘れることが出来ました。

映画を観る

家にいるとどうしても子供の様子が見えてしまうので、感情を揺さぶられてしまいます。外出して時間を潰すために、映画を観ることを思いつきました。映画を観ている間は作品に没頭し 現実を忘れることが出来ました。ただ観る作品は選ばないと、学生が出て来るような作品だと一気に現実に戻されてしまいます。ディズニーやマーベル等の、現実離れしているものがお勧めです。

ゆっくり出来る喫茶店で、ご褒美スイーツを食べる

家から離れるという意味もありますが、子供に内緒で普段は食べないような高価なスイーツを1人で食べるという、優越感に浸ることで憂さ晴らしをしました。気になった雑誌など持ち込んで時を忘れるくらい集中して読みます。一人でいいことをして、明日からも頑張れる活力にしました。

やさぐれる(番外編)

私だけかもしれませんが、不登校経験者の体験記やブログなどを読ませて頂き、現在は高学歴と言われる有名大学に進学したとか、社会的成功者になっていらっしゃる方の記事に「もともと勉強出来たんでしょ」とか「環境が良いもんね」とか、「うちには当てはまらない」とか、やさぐれているときはちょっと現実を忘れられました。(大抵、その前に8050問題とか、30年間ひきこもっているとかの記事を読んだあとだったりする)時にはネガティブになっても良いと思うんです。前向きになれない時もあります。人に迷惑をかけない程度に吐き出していきましょう。

参考になったか分かりませんが、私は長い不登校期間をこうして 凌ぎました。

上記のもので現実逃避しましたが、推しのコンサートとかなんでも良いんですよ。

辛すぎて お酒に逃げようかと考えたこともありますが、依存症になって体を壊したり 誰かの迷惑になるかもしれないのでやめました。

親もメンタルサポートしてくれるものが必要です。

まともに正面から対峙していたら、病んでいたことでしょう。

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