まみっちです。
不登校も数か月が過ぎ、勉強は全くしないのにオンラインゲームだけは寝る間も惜しんでやる我が子を見て いつまでこんな生活を続けるのだろうと悶々とした気持ちで過ごされる親御さんがいらっしゃるかもしれません。
私もそういう気持ちで過ごしてきた親の一人です。
このまま ひきこもりになってしまうのではないか・・
見守っているだけで良いのか、他にやるべきことがあるのではと不安になります。
この状況を打開するためには、何かきっかけが必要なのではと考えました。
そんな時にネットで見つけたのが『登校刺激』という言葉でした。
『登校刺激は必要だ』『いや、登校刺激はすべきではない』『登校刺激はタイミングが大事』とかなんとか・・
そういう論争が一部ではあったようですが『学校へ再登校するために、登校刺激が役に立つのか?』という議論だった様です。
私は、不登校の早期解決のためには、『学校に行かせることを目的にしない、一旦横に置いておく』と言いました。
なので、学校に行かせるための登校刺激はすべきではないと思います。
親がしなくても、TVを見ていたら「もうすぐ新学期が始まります」というニュースが聞こえてきたり、コマーシャルや歌番組からも受験にまつわるものや 卒業ソングなども流れてきたり、季節の移り変わりなどで充分刺激を受けています。
TwitterやInstagramも同様です。
休んでいる間、子供の心の中には常に学校のことがあり、不安や憂鬱や自己嫌悪の気持ちで満ちています。いつ学校の話題が出るかビクビクしています。その話題にだけは触れられたくないと思っています。
そんなときに学校の話題を出されると、会話を遮って部屋に入ってしまうでしょう。
子供だって学校に行きたいと思っているのに行けない状態です。それなのに、子供の体調も おかまいなしに登校を促すと『私が心身の調子が悪いのに寄り添ってくれない。私のことより世間体が大事なのか』と親への信頼を失くすことになりかねません。
登校刺激は子供が学校へ気持ちが向いていない時にすると、逆効果です。元気を失くす行為です。
本人から学校の話題が出るまでは、その話題には触れないほうが良いでしょう。
不登校からの回復は、子供主導でないと本当の意味で乗り越えられません。誰かに刺激されたり誘導を受けて登校しても長続きは出来ないでしょう。
外に出よう、何か行動を起こそうと考えるのは、しっかり休んで元気が溜まってからです。
元気になった後で、学校に行こうと考えるのか、バイトしようと考えるのか・・
そして、家の外に出るきっかけは、子供自身が考えることです。
親としては出来ることがあまりなくて じれったいですが、とにかく余計なことを言わないことです。だらだらしているのを見ていると何か言いたくなってしまうので、親もストレスが溜まります。そういう時は、少し距離を取り親も好きなことが出来ると良いですね。
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