今辛い、お母さんとお父さんの為に・・娘は大学生になりました

不登校 早期解決のために親に出来ること

不登校
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以前「親は、子供が元気になるにはどうしたら良いかを考えて行動するのが、子供が普通の生活へ戻れる早道です。」とブログに載せました。基本、子供のやることを邪魔しなければ勝手に元気になると。

邪魔しないのはもちろんのこと(親は応援しているつもりなんですけどね)、娘の5年間の不登校期間に実際 私が「子供が元気になるにはどうしたら良いか」を考えて実行したことをまとめました。

以下は、これが出来たら子供の心がパワーアップする7つの対応をご紹介します。

子供の言うことを信じる。親(自分)の気持ちではなく子供の気持ちになって考える

休み始めの頃、頭が痛いお腹が痛いと言うことがありました。あまり続くと仮病では?甘えでは?などと疑がったことがありました。本当に痛かったのかは本人にしか分かりませんが、学校に行きたくない気持ちは本物です。親は自分の気持ちで行動しますが、一旦子供の立場になって休みたい気持ちを汲み取り休ませてあげましょう。親は自分の気持ちを分かってくれると安心します。

学校に行かせることを目的としない(いったん横に置いておく)

不登校になったばかりの頃、ベッドから引きずり出そうとしたり、無理矢理起こそうとしたときに「学校に行けば満足か?」「私が○○中学に行ってるのが自慢か?」と言われたことがありました。親は早く学校に戻さないと、この先行きづらくなると子供のことを考えてのことでしたが、娘にとっては『学校に行ってる自分が愛されていて、学校に行かない自分は愛される価値がない』と思ってしまった様です。その想いに気付いてからは、無理矢理 学校に行かせることは考えなくなりました。もちろん学校に行っていても、行っていなくても大事な娘に代わりありません。「ありのままのあなたで良い。元気でいてくれたら、それが一番だよ」と伝えました。以前と変わらない態度を心掛けました。

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心配し過ぎない(心配しているそぶりを見せない)

勉強の遅れを心配し、「勉強しなくても大丈夫?」「家庭教師お願いしようか?」など言ってばかりいました。これは言われなくても1番本人が分かっていることです。本人が心配していることを親にも言われ余計あせり不安にさせました。子供が不安に思っている時こそ 親がどっしり構えて「なんとかなる」と言ってあげるのが良いですね。実際 心が不安定なときには勉強は全く手につきません。

約束を守る

無理矢理 起こしたり、携帯やゲームを取り上げようとしたり、子供の嫌がることをいっぱいやった結果、信頼を失ってしまったことがありました。その時は会話もなく部屋に引きこもってしまうことが多かったです。「絶対に部屋に入って来ないで!」と言われたので、それだけは守っていたら自分から出て来るようになりました。子供が相談したいことがあっても関係が悪いと相談も出来ませんからね。大事です。

一緒に遊ぶ

信頼を失くし、会話もあまりなかったころ夫婦で黙々とジグソーパズルをやっていたことがあります。子供と仲良くなるためには共同作業をやるのが良いと聞いたことがあったからです。昔はよく家族でジグソーパズルをやって遊んでいたので気が向けば、一緒にやるかなと思いました。あえて声掛けはしませんでしたが、そのうち一緒にやるようになり、会話も増えました。だんだん以前のように仲良くなれました。

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会話はポジティブワードで

そもそも不登校になったのも、私の言葉使いのせいかもと反省しました。「だから言ったでしょ」「何で出来ないの?」なんて言い方をすることがありました。それをポジティブな言い方に変える努力をしました。「だから言ったでしょ」→「次は気をつけようね」「何で出来ないの?」→「こうやったら、出来るんじゃないかな?」等です。肯定感が上がるようです。

子供のことは、何でも子供に相談する(子供に決定させる)

あまりにも学校に行かないと先生が家庭訪問に来たいということがありましたが、娘に聞くと来てほしくないと。卒業アルバムに写真を載せるかとか、卒業式に来れないなら、こちらから行きましょうかとか、そういうご提案も全て娘に相談し娘が断りました。自分の意見が尊重されて嬉しかったそうです。自分で決めたので後悔はないでしょう。

最初の不登校からは8ヶ月で学校に復帰しましたが、その後 繰り返し完全復帰まで5年かかりました。不登校になった原因にもよりますが、家庭ではとにかく休ませて、子供を安心させ 安全な居場所にすることが重要です。

子供がしっかり休めてパワーが溜まったら、自分に起こったことを消化し、未来の自分について考えます。それまで親は大変ですが、じっくり見守りましょう!!

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