今辛い、お母さんとお父さんの為に・・娘は大学生になりました

元不登校大学生 秋学期始まる(『マズローの欲求5段階説』なるほどなの秋)

大学生活
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まみっちです。合宿から戻ってきたと思ったら、すぐに秋学期が始まりました。

なんと娘の学校はこの秋学期からは全面対面授業になりました。

長い事 新学期が始まる時には、行けないかもしれないという不安がセットだったのに、全く不安げなく登校する娘。いままでのは一体、何だったんだろうね。中高が合わなかったのもあるし、今の大学が合っているというのもある。でも、何より大学のシステムが合ってるような気がする。

朝の1限から6限まで皆同じ時間で、同じ行動をする閉塞感が苦手って子もいるよね。その点大学は、必修科目以外は皆バラバラで授業も2時限目からだったり午後だけだったり・・かなり自由度が高いので、今 小中高に適応できない子供でも、大学からは適応出来る可能性は高いと思う。

また、新学期初日に 春学期の成績も発表されました。今や通知表やお手紙の様な紙媒体ではなくオンラインでポータルサイトに見に行く仕組み・・時代は変わっているよね。

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もう受験もないので、成績が良かろうが悪かろうが完全に放任している今日この頃。楽しく通ってくれさえすればと、お任せ状態なのですが、ここにきて娘は勉強の楽しさに目覚めたらしく高評価を受けていました。お休みもコロナの濃厚接触者になった登校停止の日だけ。変われば変わるもんだ。

勉強、勉強と親が言っていたときは、さっぱりだったのに、言わなくなったらやりだすと聞いたことあったけど、本当にあるんですね。

突然ですが、『マズローの欲求5段階説』ってご存じですか?「人間心理学の生みの親」といわれている、アブラハム・マズローが考案した、人間の欲求を5つの階層に分けて説いたものです。ピラミッド状の三角形で、階層ごとに色分けされている図をご覧になったことがあるかもしれません。

日立財団 Webマガジン「みらい」VOL.3より

マズローは、『人は自己実現に向かって絶えず成長する』と仮定して『人の基本的な欲求は5段階あり、低層階の欲求が満たされると次の階層の欲求を求めるようになる』と説いています。今いる階層で満たされないと、上の階層には行けません。

子育て世代向けの講演会で良く扱われるテーマですね。

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不登校の多くは第3段階『所属と愛の欲求』で上手く行かなくなっている子が多いんです。学校という本来所属すべき場所で適合せず、人間関係も上手くいかなくて居場所がないと思っている。なので2段目の『安全欲求』の階層で不安を避け安全な家庭で引きこもり好きなことをやって充電します。(家が安全な場所だと思わない子は外に出て、同様の子たちと集まります)

充電が完了すると、他者に受け入れてもらいたい気持ちが湧き ちょっとずつ社会に出て誰かとつながりたいと思うようになります。3段目の『所属と愛の欲求』です。そこで居場所がある、受け入れてもらえたと感じると自分の存在意義を見出します。

3段目で満たされると次に、4段目の『承認欲求』が湧いてきます。『尊重されたい。自分が価値がある存在だと認められたい』と思うようになります。

最近の娘を見ていると、このマズローの5段階説ってあってるなと思います。娘は3段目『所属と愛の欲求』の階層でクラスに溶け込み、部活で仲間が出来、試合にも出られるようになり 頼りにもされ居場所が出来た状態です。そこで満たされたので「承認して欲しい」気持ちが出て勉強する気になったのかなと感じます。

やらされる勉強は楽しくないけど、自ら興味を持ってやる勉強は楽しいと言っています。

不登校の多くは『安全・安心を求めている子』が多いです。満たされたと感じるまで動けません。『不登校の経過』で言えば安定期にあたります。時間がかかりますが、じっくりとお付き合いするしかなさそうです。

しかし、そこを抜ければ自ら羽ばたきますので、あと少しですよ。

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