今辛い、お母さんとお父さんの為に・・娘は大学生になりました

不登校からの大学生活

大学生活

早いもので7月です。

4年間の不登校の後に、予備校まで不登校をした子の親としては、当然(?)大学もまた行けなくなってしまうかもという思いはあります。心配しつつの3ヶ月でしたが、今のところその兆候もなく本日(土曜日)も朝早くから出かけました。

授業はないんです。部活(運動部)の為に昨夜は早々に就寝し目覚まし時計をかけて自ら起き、朝食を済ませメイクして、この暑い中 ウキウキと出かけていきました。もう全てが真逆です。

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不登校時代は夜通しゲーム、朝起こしても起きない(不機嫌)、外に出ない(暑い日に外出するなんてありえない!)、身なりに構わない・・この状態が娘の『普通』だったものですから、驚きでしかありません。でも冷静に考えてみると、不登校以前はこうだったんですよね。前に戻っただけの様です。

『今がこうだと、ずっとこうなんじゃないか』って大人は考えがちですが、そうじゃないこともあるんですね。今の娘は『明日は早いから早く寝よう。目覚ましもかけよう・・』など、自分で考えて行動しているので、眠くてもスッと起きて準備しています。『塩分チャージ』が出来る飴なども自分で購入し準備しているようです。なんと楽なことよ・・私がやったことは朝食を作るだけ。

子供って自分のやりたいことは、人に言われなくても自分で勝手にどんどんやるものなんですね。不登校の時には早く寝かせようとし、早く起こそうとし、それが上手くいかなくて揉めたりして本当に大変でした。これは、子供が同じ考えではなかったから大変だったんだと今更ながら気付きました。高校生には留年があるし、本人も「学校に戻りたい、卒業したい」と言っていたので、私は『娘のために手伝っている』つもりだったんですが、反抗されたり不機嫌になったということは、大きなお世話だったんでしょう。結果的にはしばらくして学校に復帰したので、自分でタイミングを計っていたのでしょうね。言ってくれれば良いんですが、言わないので分からないんですよ。

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勉強も同じで、普通に登校している時も宿題はやったのか?試験勉強はやっているのか?課題は出したのかと良く言っていましたが、当の本人はやっている素振りもなく・・不登校になってからは「学校に行けないのなら塾に行く?家庭教師に来てもらう?」などと言い、とにかく私が心配ばかりしていましたが、全然勉強しませんでした。現在、大学生になってからは興味のある学部に進んだのもあるでしょうが、何も言わなくても自らやっていますね。「自分がやりたいと思ったらやる」んですね。そんな当たり前のことに今更ながら気付かされます。

今の大学ってコロナ禍の影響もありオンデマンド授業が多いです。秋学期はどうなるか分かりませんが娘の場合登校する日は週4日ありますが、多くても1日2時限しか対面授業がなくあとは映像授業になっています。対面授業もほとんどが午後からなのでゆっくり出来る様です。部活がある日は21時まで練習しているので助かっています。高校までは朝1時限目から6時限までびっしりなので大変ですが、大学は個々で取っている授業も違いますし閉塞感がなくて良さそうです。不登校からのリハビリにはピッタリですね。フル単(「取れる単位すべて」を意味するらしい)で授業選択しているので、家でもやることが多そうですが、『口出しせずに見守る』が大事ですね。

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