今辛い、お母さんとお父さんの為に・・娘は大学生になりました

不登校 学校への要望(やって欲しいこと、やって欲しくないこと)

不登校
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学校の先生に味方になってもらえると、不登校は良い方向に進みだすと書きました。

最近では、1クラスに1人以上不登校の子がいる状況が当たり前の様です。学校では 登校出来ない生徒に、なんとかしてあげたいけど 何をどうすれば良いのか分からないという声があるそうです。

学校は勉強を教えるところであって、登校出来ない生徒を来られるようにするのは本来の仕事ではないはず・・不登校対応マニュアルなどあるはずもなく、対応に苦慮されるのも納得です。なんとか手を差し伸べようと考えて下さることに心が温かくなります。

前回のブログに『やって欲しい事、やって欲しくないことを明確に伝える』と書きました。不登校になった経緯は子供ごとに異なるので一概には言えないのですが、不登校の親は大体以下のように考える方が多いと思います。

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学校(担任)にお願いしたい『やって欲しくないこと、やって欲しいこと』

やって欲しくないこと

クラス全員からのお手紙

そこに気持ちがあれば良いのですが、先生にやらされた感ありありで受け取ったほうは嬉しくありません。お手紙をもらっても、きっと見ません。いじめが原因ならなおのことです。いじめでなくても『学校に適応していないので』学校に関するものは触れたくありません。こういう事に巻き込まれたクラスメートに悪いなと申し訳ない気持ちになります。

担任とクラスメートが一緒に自宅に来る 外から呼びかける

絶対にやめて下さい。近所迷惑だし周りに不登校がばれてしまいます。学校や学校に関するものに近づきたくないのに、向こうからやってきたら逃げ場がありません。不安定になり不穏になってしまうかもしれません。

子供の情報を他の人に言う

心配してくれているとはいえ、他の先生や子供のクラスメートに 聞いた情報を言わないで欲しいです。不登校中に起きること、例えば昼夜逆転、ゲーム依存、不眠、うつ症状、部屋にひきこもる等あまり人に広めて欲しい内容ではありません。復帰した時に、「昼夜逆転だったんだって?」なんて聞かれたら気が滅入ります。

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やって欲しい事

『欠席の連絡はしない 登校するときに連絡する』方式を取り入れる

欠席の連絡は、通常 毎日登校出来ている子が休む日に連絡するもので、欠席することが常態となっている場合は適さないと思います。朝、子供に登校するのかしないのか確認するのはとても酷です。本人は行きたいのに行けない状態だったので。親にとっても、こういうやり取りを毎日するのは精神的に とてもキツイです。

メールでの連絡を認める

担任の 学校のメールアドレスに連絡させて頂けることになり気が楽になりました。お忙しい先生の時間を気にせず連絡出来ますし、自分の伝えたいことを余すことなく文章に出来るし後から確認も出来ます。(電話だと言い忘れることがある)こちらも仕事をしているので、担任からの連絡もメールで頂けて助かりました。子供の状況を言葉にして話すと辛くなり悲しくなってしまうことがありましたが、その点メールだと感情が揺さぶられず良かったです。

そっとしておく 月に1回(様子伺い)と用事がある時だけメールで連絡する

子供が登校出来るように、何か出来ることがないかと考えて下さることをありがたく思います。しかし子供が活動期に入るまでは、親であれ、先生であれ あまり出来ることはない様に思います。とにかく『そっとしておいて欲しい』というのが本音です。ただ ずっと連絡がないと、もう忘れられてしまったのかなと悲しくなるので、月に1度くらいメールで「どんな感じですか?」の様なご連絡を頂けると嬉しいかもしれません。あとは用事がある時はご連絡頂きたいのと、こちらからの連絡にはお返事を頂けると嬉しいです。子供がこういう状況だと親も高確率でメンタルが弱っていることをご承知おき頂ければと思います。活動期に入り、子供が「登校する」と言ったら担任の先生の出番です。こちらから具体的なお願いをすることが多くなるので、その時はご協力頂ければと思います。

不登校の経過

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勉強する意欲のある子には、それが叶う方法を一緒に考える

不登校の子で、勉強をする意欲がある子は少ないと感じます。心が不安定なうちは取り組めないことが殆どなので出来なくても理解してあげて欲しいです。中には、学校に行けなくても勉強をしたいお子さんもいるでしょう。学校の都合もあるでしょうがオンラインだったりメタバース登校なども最近あるようなので、ご家庭と相談して子供の希望の叶う方法を一緒に考えて欲しいです。

子供に何かしたいことがある時は、事前に親に確認する

最終的にはこれです。良いアイデアがあったとしても、子供がそれを望まなければ逆効果となります。先生が子供と話がしたいと電話を下さっても、電話に出ることは出来ず不安定になったことがあります。ご心配から家庭訪問をしたいと言って下さっても、子供はそれを望みませんでした。親でも子供に聞いてみないと どう答えるか分かりません。事前にお伺いを頂ければ子供に聞いてお返事しますのでメールして頂ければと思います。

色々とお手数をおかけする事が多く、親も申し訳なく思っています。

もし子供をクラスメートの1人として大事に考えて下さっているとしたら、どうか親と先生はチームであると考えて下されば大変ありがたいです。

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