今辛い、お母さんとお父さんの為に・・娘は大学生になりました

不登校 夏の思い出は追試課題とともに

不登校
スポンサーリンク

まみっちです。この時期になると 娘の高1の夏休みを思い出します。

最初の不登校から復帰したばかりの頃です。不登校年表の方で「1学期のテストを受けたものの14教科中、11教科で追試決定。夏休みは家庭教師と二人三脚で課題に取組み、追試突破。」と、さらっと書きましたが、実際は大変だったんです。

なぜなら夏休みの宿題に加え、11教科の追試課題もボリュームたっぷりなのに 8月に入っても全く手を付ける様子がなかったからです。夏休みに入る前から、遅れを取り戻すべく塾に行ったり、家庭教師に来てもらうことなどを娘に提案していたのですが、「自分でやるからいい」と断られ、それでもしつこく勧めるとキレられたりして不安たっぷりのスタートだったんです。

「自分でやるからいい」と言っても物理なんか高校から初めて習う科目で、授業も数回しか受けてないので出来るはずもないのです。おまけに私も夫も物理は教えられない・・「物理は」というか、その他の科目も全て教えることなど無理なのです。夏休み終了間際に泣きつかれても、どうすることも出来ない・・だから時間のあるうちから課題を進めて欲しいのに・・追試は課題の提出が出来ないと受ける資格も与えられないのに分かっているのか(追試に合格出来ないと単位を落とす可能性大・・留年の危機)

スポンサーリンク

母だけで近くの塾を数件尋ね、パンフレットなど渡してみても開くこともせず放置。「大丈夫なの?」「いつから始める気なの?」「そもそもやるつもりはあるの?」など心配でついつい口を出してしまいます。そうすると娘は「放っといて!!」と言って自室に籠ります。そうして何もしないまま、8月10日頃になり「やっぱり無理。一人では出来ない」と娘の方から言って来たのです。

娘は外に出たくないと言うので家庭教師をお願いすることにしました。良さそうな家庭教師の会社に依頼すると「科目が多すぎるので、数科目に絞らないと全てをカバーできる先生がいない」と言われ壊滅的に出来ない理数系でお願いすることになりました。しかも、「もうすぐお盆の時期なので、これから先生を選定してもスタートはお盆後になります」と言われてしまいました。さらに「課題終了後に追試に合格しないといけないとなると学生の家庭教師では心配ですね。プロ講師を探してみます」との事でした。どんどん夏休みの残り日数が少なくなって行くし、出費も気になります。

数日後、良い先生が見つかりましたと連絡がありました。「30台で現役の塾講師の男性です。お盆後に空いている時間、全て指導しても良いと言っていますが、どうしますか?」とのこと。やはり時給が高い!!でも背に腹は代えられない・・お願いすることにしました。物理と化学と数学2教科(数1とか数Ⅱbとか??忘れちゃった)。

スポンサーリンク

残りはどうするのか・・日本史、古文、漢文、英語も2教科ほど あと体育のレポートとか家庭科もあったような・・それに夏休みの宿題です。もう夏休みの宿題は諦めました。追試の方が大事です。理数系以外は自力でなんとかするしかないのですが、いかんせん時間が足りない・・本当はいけないのですが。。そうです母も一緒にやりました。娘が日本史やっている横で、母が英語をやり、娘があとで書き写す、その後それを母が丸付けとか。体育のレポートはメールに添付して提出だったので全部母、家庭科も母、みたいに分業。(こどもの為にならないのは充分承知です。まみっちは手伝う派です)

家庭教師の先生が来てくれる日は8/16から31日の内の10日間ほど。先生の本業が無いときは全てウチみたいな感じで来て下さいました。午前中だけとか夕方からとか、1日空いている日は10:00から来て頂き、2時間に1回休憩を取りながら22:00位までやって頂いたりもしました。昼食も夕食もこちらで用意して・・先生は先生で時間短縮のために単語帳に物理の公式など書いたものを作ってきて下さったりして、本当にお世話になりました。「課題を終わらせるだけなら、割と簡単ですが、ちゃんと理解してもらわないと試験突破できませんからね」と本当に丁寧にやってくれました。

娘は1日12時間も勉強なんてやったことありませんから、もうクタクタです。なのに先生がいない時には、他の科目を進めないといけないのでゲームする暇もありません。もう夏休み後半は記憶がないくらいに忙しかったです。家庭教師の先生はプロらしく期日内に4教科をきっちり仕上げて去って行きました。その後 娘は夏休みが終わっても、課題の提出前日までかかって全てを終わらせたのでした・・

早くから始めれば、そんなに苦労しなくて良かったのに・・学生の家庭教師だったら出費も抑えられたのにとか、本人が気付いてくれたかどうかは定かではありません。やれやれ・・

崖っぷちまで追い込まれないとやる気が出ないのは、「不登校あるある」ですかね?ほんとう不登校の親は大変です(しみじみ・・)でもこの出来事は、その後の高校生活を占う重要な局面でした。常に細いロープの上をヨロヨロ歩いているような状況で、どっちに転んでもおかしくなかったんです。追試課題をやらず、追試を受けることが出来なかったら、1年生の内に辞めていたかもしれません。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました